Data Migration Box バージョン 4.1.1を公開致しました。
アップデート内容について
■機能追加
- Azure Blob Storage のShared Access Signature (SAS)と接続⽂字列によるアクセスに対応しました。すべてのコンテナへのアクセスを可能にするアカウントではなく、特定のコンテナだけにアクセスできるURL を使⽤す
ることが可能となりました。
- コマンドラインコマンドのstartsync がファイルサイズフィルタに対応しました。
例えば、/filter="*.tmp;*.jpg;size>10MB"を⽤いると、10MB 以上の.tmp ファイルと.jpg ファイルを除外できます。
また、/filter="size<1MB"を⽤いると、1MB 未満のすべてのファイルを除外できます。
■改善
- Box と同期時の再試⾏間隔に待機時間を設けました。特に5xx サーバーエラーに対しては、他のエラーよりも⻑い待機時間を設定しています。これにより、Box 上で発⽣するエラー500 の処理が改善されます。
- Box の"409 競合"エラーやOneDrive for Business、SharePoint Online で発⽣する429 エラーのハンドリングが改善されました。適切な再試⾏回数を設定することで、これらのエラーから回復し、同期を完了することが可能となります。
- プロパティウィンドウに表⽰されるファイルサイズの数値フォーマットが改善されました。
- Dropbox へのファイルアップロードのエラーについて、ログにより詳細な情報が表⽰されるようになりました。
- アカウントを登録した際にS3 パススタイルオプションが保存されない問題を修正しました。
- クラウドフォルダをローカルコンピュータに移動する際、空のフォルダを削除できない問題を修正しました。
- クラウドからクラウドへの転送が失敗した時に時折発⽣していたメモリリークを修正しました。
最新版プログラムについて
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