脆弱性対策用にG Data モバイルセキュリティ 2 の30日体験版を提供開始しました。
スマートフォンに搭載される標準的なセキュリティ機能の1つとして、所有者以外が不正に端末へアクセスする事を防止する画面ロック機能がありますが、2013年3月、Samsung Galaxy S3 およびSony Xperia Zの両端末で、不正に画面ロックを回避できる脆弱性が発見されました。この脆弱性は簡単な操作で実行する事ができ、この脆弱性を悪用されると端末内の様々なデータを不正に閲覧されたり、端末を悪用される可能性のある緊急度の高い問題です。G Data は、脆弱性を抱える当該端末のユーザーがこの攻撃から適切に保護されるようにG Data モバイルセキュリティ 2に対策機能を追加しました。

画面ロックは、ほとんどの端末で有効化されている重要な機能の1つです。通常、この機能を有効にする事で端末所持者以外からの不正アクセスを防ぐ事ができます。しかし、先日Samsung Galaxy S3 およびSony Xperia Zでその存在が確認された脆弱性は、画面ロックのセキュリティ機能を容易に回避し、当該端末に不正にアクセスする事を可能にする危険なものです。
G Data は、G Data モバイルセキュリティ 2(バージョン24.4.3)に、この脆弱性から当該端末を守る機能を追加しました。また、当該端末の利用者がG Data モバイルセキュリティ 2を手軽に試用できるように、30日体験版も用意しました。
【体験版】apkファイルのダウンロードはこちらから
http://qsmirror01.gdatasecurity.de/qs/MOBILE/30days/INT_M_TRL_30days_MS2_R_2013.apk
【製品版】G Dataモバイルセキュリティ 2 パッケージ版 / ダウンロード版 はこちらから
http://gdatastore.jp/products#tabs-4
脆弱性から端末を守るには、G Data モバイルセキュリティ 2 のインストール後に、以下の手順に沿って設定してください。
Sony Xperia Zでの設定手順
- G Data モバイルセキュリティ 2 を起動する。
- アプリ保護をオンにし、アプリ保護を利用するために必要な設定(パスワード設定など)を行う。
上記設定を実行した直後から、サービスメニューの起動時にアプリ保護で設定したパスワードの入力が求められます。
Samsung Galaxy S3用での設定手順
- G Data モバイルセキュリティ 2 を起動する。
- アプリ保護をオンにし、アプリ保護を利用するために必要な設定(パスワード設定など)を行う。
- アプリ保護をタップ 。
- „+“ アイコンをタップ 。
- „すべて“ のタブをタップ 。
- „連絡先“ と„電話“ の項目をタップし、左上のチェックマークを押して確定する。
これで、ユーザーが緊急用キーを開いて緊急用連絡先にアクセスする前に、アプリ保護で設定したパスワードの入力が必要になります。なお、緊急電話を掛ける場合、パスワードの入力は必要ありません。
G Data モバイルセキュリティ 2 について
G Data モバイルセキュリティ 2 には、Android携帯端末を狙う不正アプリからの保護機能だけでなく、ネット閲覧時でのリアルタイム保護機能、また電話やSMSの着信フィルタなどの多彩な機能が盛り込まれ、プライベートだけでなくビジネスユースでも安心して利用できるアプリです。
また、端末の紛失・盗難は、所有者にとって大きな損害へ発展する可能性がありますが、G Data モバイルセキュリティ 2 には、盗難/紛失対策も含まれており、盗難時の遠隔操作による端末内のデータ消去や端末の場所特定ができるオールラウンドなセキュリティアプリです。
G Data モバイルセキュリティ 2の主要機能
- ウェブ保護: フィッシング詐欺サイトを検出し、安心してネットバンキングやオンラインショッピングを利用できます。
- 権限の監視: 各アプリに付与された権限(パーミッション)をカテゴリー別に表示し、インストール済みアプリを監視できます。
- 不正アプリのスキャン: 定期的なワクチン更新やヒューリスティック検出で最高レベルの保護を提供。インストール済みアプリだけでなく、システム全体のファイルをスキャンできます。
- 迷惑電話/SMSフィルタ: ブラックリスト/ホワイトリストで煩わしい電話やSMSをブロックします。
- 盗難対策/紛失対策: 端末紛失時に、端末の位置を特定したり、警告音を鳴らして端末を見つける事ができます。また、遠隔操作で端末内のデータ削除や端末のロックが可能です。
- SIM交換時のロック機能: SIMが差し替えられた場合に、端末が使用できないようにする事ができます。また、SMS経由でSIM交換された事を端末所有者に通知できます。
- アプリ保護: 指定したアプリにパスワードを設定し、正しいパスワードが入力されないとアプリを利用できないように設定します。
- 連絡先の保護: 連絡先のデータや連絡先からの電話/SMSをパスワードで保護します。
製品詳細については下記URLをご覧ください。
http://gdatastore.jp/products/ms
ジーデータソフトウェアについて
G Data Software は、1985年に創業し、1987年に世界初の個人向けウイルス対策ソフトを開発したドイツのセキュリティソフトウェア会社です。個人向け・法人向けセキュリティ製品を世界90カ国以上で販売しています。最大の特徴は、世界最高位のウイルス検出率。既知ウイルスはもちろん新種や未知ウイルスへの防御・フィッシング対策・オンラインバンキング対策・スパム対策など、インターネットやメール環境を 安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。現在は、Windows PCのみに限らずAndroid端末向けのセキュリティアプリも開発しております。
※本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。